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頭痛が憎い

頭痛の原因は?

頭痛持ちの方は、「頭痛は憎い!」・・くらいに思っておられる方も多いと思います。
それはそうでしょう、なかなかよくならないですからネ。

頭痛には偏頭痛、緊張性頭痛、慢性頭痛などありますが、まず頭痛が起こるには、アタマがこわばっていなくてはなりません。
よって、そのこわばりを解いてやればよいのだということになりがちです。

でも、ちょっと待ってください。
それで解決するのであれば投薬など、病院の処方で解決するハズですし、頭痛で悩むヒトはそうそういないハズです。
いろいろやって解決しないから、困ってるわけですよネ。

他の項でも申し上げてますが、「症状とは、結果以上のものではない」のです。
つまり、頭痛の原因がどこにあるのか、また、原因のまたさらに原因、大本はなんなのか、そこまで解読しなくては根本的な解決になりません。

ここでは、愉和が考える、頭痛の起こるバランスのありかたとその原因について、分析をしてみたいと思います。

腕から来るケース

手首や肘、肩に問題があって、そこから頭部を引っぱってアンバランスを起こすケースがあります。
仮に手首に問題がある場合、肘、肩、そして鎖骨に及んで結果、頭部に発症します。

この場合、調整をするのは手首オンリーでOKとなることがあります。
ただし、腕だけがすべての原因であることは多くはなく、他の箇所の観察は省けません。

お腹から来るケース

おへそのあたりとその下、左右のあたりがかたくなっている場合、ここが背骨や首、頭部を引っぱっていることがあります。

お腹はヘンな話、コリのありようが多彩で、ここからどこに影響が及んでいるか想像がつきにくい部所です。
ただ、お腹全体が張っているようなときは後ろ側の腰痛に限定されやすいですし、反対に小さな一点が凝っているときは逆に全身に影響が及びやすいようです。

以前、手のしびれで来られた方ですが、原因は首でも鎖骨でもなく、お腹でした。
お腹のある箇所が一部の背骨を引っぱり、それが頚椎(首の骨)を圧迫して手のしびれになってたんですね。
このときは、お腹をゆるめれば手のしびれは治まりました。

ほかにも、お腹をゆるめて肩こりがなくなったりしたこともありますし、全身の不調の原因ががお腹のコリだったこともあります。
要はその一点で体液の流れがブロックされ、さまざまな箇所が冷えたためでしょう。

お腹は、まだまだ未知の領域が秘められています。
頭痛を起こしている頭部をゆるめるには、お腹がゆるむことが必要なケースは、とても多いと思っています。

頭痛の原因として、土台としての足腰こそ診ることが大切

しかし、胸が歪むにもお腹が硬くなるにも、それ以前の要因が存在する可能性があることを忘れてはなりません。
それは、やはり足腰で、「からだの土台」がしっかりしていないと、上モノ(上半身)もモロいということでしょうネ。
意外かもしれませんが、たとえば緊張性頭痛などは、足の指の関節の詰まりから来ていることも多いのです。

特に脚部分のネンザや骨折は、深いところであらゆる症状の元凶になっていることが多いように思います。
頭痛だけではなく、あらゆる症状や病気を診る際、足腰は抜かせないでしょう。

横浜 東戸塚 整体 愉和 清水