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胸にしこりが・・

まず、肋骨(ろっこつ)がつまる

これまで、何度か胸のしこりをほどきました。
そのつど思うのは、肋骨(ろっこつ)がつまっているなァということ。

肋骨がつまっているということは、可動性がよくないということです。
つまり、呼吸も浅い

もっと細かく言いますと、鎖骨(さこつ)がズレてこわばっていることがその以前にあります。
鎖骨の一方は胸骨(きょうこつ)につながっていますから、これがこわばると肋骨もこわばります。
で、鎖骨のもう一方は肩につながっていますから、肩こりも起こしやすい傾向があるとも言えましょう。

で、肋骨(ろっこつ)です。
可動性を失った肋骨は呼吸器を圧迫し、呼吸そのものが浅くなりますが、そのような状態で、運動などで肋骨を働かせようとしますと、その肋骨の持っているポテンシャル以上のものを要求する結果となります。
それが徐々に肋骨間のヒズみをうながし、そこに「詰まり」が生じてしまうのです。

また、女性にとってオッパイは、からだから突出しているにもかかわらず、動きもなく骨格組みもなく、そして脂肪が多いため、どうしても冷えやすく、流れが滞りやすい箇所と言えましょう。
人体のなかで、このような部位は他にありません。

しこりのできるきっかけは、ホルモンの作用もありますが、多くは前提としてこのような状態があるのではないだろうか。

水泳をやっていた

実は男性でも、激しいスポーツなどで肋骨の可動性以上に負担を強いますと、しこりができます。

私が診たのは、高校に入ったばかりの男の子。
おっぱいの付近にしこりが出っ張って、服を着替えるときも痛いということです。
これではご家族の方も心配でしょう。

とても体格がよく、一見姿勢もよいです。
なんせ水泳をやっているくらいですから、筋肉のつきかたが均整がとれています。
ところがよく見てみると、重心が足の外側(小指側)にかかっている。
細かくは述べませんが、この重心は安定が悪く、巡り巡って、ひいては胸郭を圧することになりますので、こちらから調整をします。

そして胸を診てみますと、やはり鎖骨(さこつ)がまずズレています。
いつもそうなのですが、ここを調整しますと、一気に胸が拡がったようになり、軽くなります。
そして、息も深く入ってきます。

彼のように、肋骨に付着しているしこりをほどくのはさほど難しくないのですが、しこりのできやすい環境をまず改善してあげないとイケナイわけです。
それが肋骨の可動性を存分に発揮できるようにしてあげること、弾力をつけてあげることなのです。

最後にしこりをほどきましたが、まったくなくなった胸を見て、彼は驚いていました。
おそらく、水泳の成績も上がったのではないだろうか。

組織検査の前に

もともと腰痛で来られたNさん。
腰痛がよくなってから、実は以前からオッパイにしこりがあって、それが大きくなってきたから組織検査をされるとのことをうかがいました。

お話をうかがうと、昔小児ぜんそくがあり、呼吸もしにくい、風邪などのときはノドがヒューヒューいうらしいのです。
それで鎖骨、肋骨を調整して弾力をつけ、最後にちょっとしこりをほどきました。

その後メールがあり、肋骨の調整をしてもらってから、日に日にしこりが小さくなっていってとても嬉しいとのこと。
で、いついつに組織検査があるのだけれどもういちど受けておきたい、という内容でした。
私は、検査が終わってからでよいでしょうと書いて送りましたが、その前にぜひ受けたいとのことでしたので、お受けしました。

結局そのときに大きくなったしこりはだいぶ小さくなっていました。
ついでに風邪気味でのどもヒューヒューしていましたが、これも再度の鎖骨の調整で治まってゆきました。

それで検査に臨んだのですが、モノが小さくなっていたので切る範囲も最小限で済み、ついでに小さく残ったものも取ってしまったとのお話であったのと、 また結果も悪性のものはなく、特に心配はないとのことでした。

このように検査の前にしこりをほどくことが、オペによるからだへのダメージも最大限抑えることができたというのは、私にとっても想定外のことでした。
私は、このような内容のことをきちんと報告してくださったNさんには、とても感謝しています。

しこりは状態によって、すぐにしぼむように小さくなることもありますが、そこまではいかないケースもあり、実際のところ、まちまちです
ただし、しこりそのものだけの問題ではなく、全身のバランスが崩れてないかをまず調べたほうがよいでしょうネ。

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