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関節リウマチの痛みをどうにかしたい

関節リウマチの原因は

医学的に言いますと、からだの免疫細胞が自分自身を攻撃してしまうから、ということになっています。
つまり、免疫異常ということになります。

自分の味方に裏切られて傷つけられ、痛みも激しいわけですから、切ないものです。

ただ、早期に医学的治療を受ければ、症状の進行を遅らせることができるといいます。
それはおそらく正しいのだと、私も思います。

でもなぜ、免疫が暴走してしまうのでしょう。
そうなってしまう本当の原因がわかれば、もっと効率的に症状を治めることができるのではないだろうか。


免疫細胞の暴走の原因は

リウマチというのは女性がなりやすいというところから、女性ホルモン方面にも原因はあるのだと思います。
しかしもちろん、それだけではない。

関節リウマチ含め、ほぼすべてアレルギーの原因は本質的に以下の事由によります。
すなわち、「過敏と混乱」

過敏になって混乱しているから、誰が敵なのか味方なのかわからなくなったり、やみくもに突進していってヘンなところに衝突して傷ついてしまったりするのです。


効率的で自然な治療とは

先だって原因は「過敏と混乱」というふうに表現しました。
ということは、過敏になって混乱している、その原因にアプローチすればよいわけですよネ。

しかし、それをどうやって探すか。

実はそれらの素になっている黒幕は、目立つところにはいません。
古傷やからだの末端等に隠れた「強ばり」となって潜んでいるのです。

その「強ばり」からとても強いテンションがかかり、それによって免疫細胞も真っ当な判断をする間もなく持って行かれてしまい、ワケがわからないまま結合組織や関節まで及んでしまう、そんなカオス状態になってしまっているのが、関節リウマチの症状と言ってよいでしょう。

その大本の「強ばり」を、ていねいで細やかな観察によって「捜索」するワケです。

整体的におこなうべきは、事態の本丸であるその「強ばり」そのものにアプローチをすること以外のものではありません。

早期に医学的治療を受けることは重要だと思いますが、経験的にはそれでも症状が治まらなかった方が、上記整体的アプローチで痛みがなくなったこともあります。
ただ、関節リウマチの臨床数はまだ多くはありませんので、関節リウマチのすべての方にすぐに卓効があるかは未知数です。

とはいえ、いちばん深い、根本的な部分へのアプローチをしていることに間違いはないと考えます。

※参考
「アレルギー、自己免疫疾患とはどのような状態なのか」
「膠原病はなぜ起こる?」


横浜市戸塚区 整体 愉和 清水