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健康コラム①

ここでは愉和の清水がテーマに沿ってお話していきます。
『梅雨の時期のからだ』について。

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梅雨の候、湿気が多いため、皮膚呼吸がやりづらくなるのが特徴です。
そして、カーッと暑くなるわけでもありませんので、なかなか気持のよい汗をかくのも難しいところです。
実は汗は体温の調整という役割のほかに、排泄系統のなかでも最も化学合成物質などの不純物を出す機能を担ってると言います。
ですからこの季節、ポイントはいかにスムーズに汗を出せるかということになります。ネバネバした感じの汗は、特に不純物が混ざっていると思ってよいでしょう。
それから、かいた汗を、できればふたたび引っ込めないようにするのも大切です。それは、せっかく出した不純物をまた吸収してしまうおそれがあるからです。

ところで汗を出すということは、腎臓のためにもよいことです。なぜかといいますと、小便の排泄は腎臓などの泌尿器系統によって賄われておりますが、汗がスムーズに出ませんと、その分の負担もかかってくるからです。
なんだかジメジメジトジトして憂鬱な季節ではありますが、そんなところにちょっと気を遣い、乗り切ってみてください。