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健康コラム②

ここでは愉和の清水がテーマに沿ってお話していきます。
『夏に気をつけるべきこと』について。

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は活動的は季節ですので、黙っていても汗が出ます。
ですから余計なことをせず、ただ溌剌と動いたり働いたり遊んだりすれば、それがそのままいちばんの健康法となります。

夏を好む人とそうでない人がいますが、これはからだの状態によって夏に負担がかかりやすい人もいるからです。
それは、梅雨の次に湿気が多い時期だけに、呼吸器系統が弱いと夏にも弱い面があります。
しかし夏の問題はそれよりも大きいものがあります。
昔々はなかったのですが戦後、クーラーなるものが登場し、夏に冬の状態をいとも簡単に作り出せるようになりました。
そうなると体細胞、DNAにとってみればこれまで何億年も経験したことのない未曾有のことに直面するわけです。
つまり、からだの体制は汗を出そうと汗腺を開こうとしているのに、それを閉じさせようとする刺激が来るわけです。
そうしますと、反応をどうすればよいかを戸惑ってしまうことが重なり、自律神経や免疫反応など、正当な働きを阻害するような作用が起こってしまう可能性が起こってきてしまうのです。
もちろん仕事の関係上、そのようなことが避けられないこともありましょう。
対処法としましては、できるだけ自然に近い生活をし、汗を出す機会があれば遺憾なく出し、そして出た汗をふたたび引っ込めないように配慮をするとよいと思います。
暑さで気分が悪かったりバテたりすることは、うまく汗がかけなかったり、またはかいた汗を引っ込めたりして内攻させてしまったことも考えられます。
エアコンなどによる冷やしすぎで、汗をかく機会をなくしてしまったり内攻させてしまうことは特に気をつけたほうがよいでしょう。
少なくとも一日の最後に入るお風呂では汗をかき、よく拭いておきましょう。