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愉和の整体セミナー(講習)

病は治すものではなく、治るもの

愉和の整体操法とは、これまで考えられてきたように、「凝っている箇所をほぐす」、あるいは「歪んでいる箇所を矯正する」というものとはまったく異なります。
凝るのも歪むのも、いや病気でさえも、それはからだにとって必要があって」そのようになっているからです。
このセミナーでは、このことをこそ、まずもって考え方の根幹としています。

「凝り」や「歪み」など形として現れる表層の部分にとらわれるのではなく、逆に、目に見えない内側の奥を観察し、どうしたらその必要がなくなるかを読み解き、さらに「操者が力を加えて正すのではなく、からだ本体が自然にみずから整う」ように導くことが、操法の本来あるべき姿と考えます。
つまり整体をすることによって、「治す」のではなく、「治る」のです。

「どこに本当の問題(黒幕)があり、それがどこにどのような影響を与えているか」、これこそが観察の要であり、その状態に於ての自然法則に則っておこなうこと以外のものではありません。

心身は壮大で精妙なパズルのようなもので、それを解き明かし、ほどくことを整体操法と呼んでよいでしょう。

セミナーにおいては、この手法を余すところなく、肚(はら)に滲むまでお伝えいたします。

※参考 愉和の整体=愉和法は、整体なのか
※参考 愉和の手法とは
※参考 「整体 愉和の解説版HP

すべては自然の法則にしたがう

心身は、「気持ちのよさ」でよくなっていきます。
これが、自然の法則です。
それは強制的にコリを揉んだりほぐしたりして得られる快感ではなく、もっと生命の根源的な感覚です。
心身の要求感覚を充たす」と謂い替えてもよいでしょう。

他力による外圧は一時的なものですが、自然の法則においてはからだ本体そのものが気持ちのよさとともに、自発的に変化していく経過をとります。

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愉和におきましては、整形、各種内科、内分泌科、精神科、さらに原因不明の病気など千差万別、ほぼすべての分野の方々がお越しになり、またなにをやっても、どこへ行ってもよくならないという方、さらにはクローン病や潰瘍性大腸炎、膠原病など難病と言われる病気を患っている方もお見えになります。

ずっとそういった方々を診、快復に導いてゆくなかで、治癒に到る観察点をさまざま発見してきました。
ただしこれは、「メニエールにはこのポイント」、「狭心症にはこのポイント」というように単純に病気症状別に存在するというわけではなく、個別のからだそのものを読んで、固体の独自性を見出すことが要(かなめ)となります。

重要なのは、その個別のからだに隠された微妙なポイントを発見しないことには快復は望めないことが多い、ということです。
それは手足の指の関節の詰まりであったり、頭部のこわばりであったりしますが、とりわけ「黒幕」となっている箇所を特定することが大切です。
しかもこの黒幕は、ほとんどは症状のある箇所とは離れているのです。

ミステリーなどでもそうですが、真犯人(黒幕)は最も犯人らしくないですよネ。
そこには痛みも違和感もなく、とても悪さをしているようには見えないこともしばしばです。
しかしこれを調整しなければ、治癒はないのです。

この観察が成されないがために、どれだけ快復できずに苦しんでいる多くの方がいることか。
そしてそれらの方々が、有効な治療がなされず途方に暮れたままであることこそが、問題なのだと考えます。

私のこれまでの数々の経験のなかから、自然の法則に則した手法をおこないますと、でき得るかぎりの効率で、多くの病気、症状の治療に有効で、しかも「からだ自身に治しをつけさせる」ことが可能だということが、わかりました。

であるならば、できるだけ多くの志ある方に未来に引き継いでいただければ、それだけ苦しんでいる方を救うことができるのではないか、このように思うのです。

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実はこれまで幾人もの患者さんから、「この手法は一代だけではなく、広く残してほしい」と言われ続けてようやく、鈍い私もハッとしました。
ひとりでは、どうやってもそのような方々を、しかも未来にわたってすべて相手にすることは不可能なのです。

そしてまた、この、 「なにをやってもよくならない」、「有効な治療法がなく苦しんでいる」、そんな方々をよくするための精妙な観察と手法を、私自身が生きているあいだに、あとどれくらいの方に手取り足取りお伝えできるのだろうかと思うと、はなはだ心許ない気もしております。
決してマニュアルには収まらないこの操法を、未来のために後世に残さなくてはならない、その志だけが私を突き動かしている唯一のものです。

この整体セミナー(講習)を通じ、いつか、現在の私と同じように、愉和の整体操法=愉和法を未来に伝えてくれる、志ある方が出ることを祈っています。
そのあかつきには、このHPでもお知らせしてゆくつもりです。

愉和の操法は簡単なのか難しいのか

私はお越しになるクライアントさんには、「簡単ですヨ」と言います。
誰かにやってあげるのであれば、手を当ててそこに気持ちのよさがあれば、効果があることがしばしばです。
やってみて効果があれば、やったモン勝ちです。
加うるに、手を当てるだけだからヘタしてからだを毀すこともない。
よいことずくめです。
むしろ、やらないと損すると思うのです。

ただし、これは一般の方に向けた言葉です。
プロとしてやるのであれば、「うまくいかなかったら、また今度」ということはでき得る限り排除しなくてはなりません。
さらに難病・難症であったり、こじれた状態のからだに対しては、非常に微細な異常も見逃してはなりません。

精細な「観察」、これはこの整体セミナー(講習)でもイヤになるほど繰り返し行いますが、それでも切磋琢磨、精進に精進を重ねてなお足りない、そのように思っていただいた方が宜しいかもしれません。
その上での手を当てる行為が、効くのです。

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愉和の操法の原理はいたってシンプルです。
ですから、「簡単ですヨ」と言ってしまえば「受け」はよいのかもしれません。
しかし、真摯に取り組めば取り組むほど奥行きは深まり、身体の、いや生命の神秘と深淵を見はるかすことになります。

愉和法は簡単なのか難しいのか、これはプロ、あるいはプロ志望の方に向けては、「難しい」と思っておいていただいた方が宜しいでしょう。
ただし、それを超えたときに得られる充実感と治療技術は、他には替えがたいものとなるでしょう。

整体セミナー(講習)要項

一、からだを読む(流れを読む)

いわゆる観察です。

これは整体をおこなう上で、いちばん大切なところです。
観察がなければ、操法もありません。

一般には症状のある部位に対し、マニュアル的にアプローチする手法が圧倒的に多いように見受けられます。
しかし、それでは到底間に合わないのです。

たとえば腰痛ひとつをとってみても、足から来ているケース、腕から来ているケース、頭部から来ているケースなど、さまざまです。

このように原因はさまざまであるものを、決まった定形の手法でいくらやっても、本質的によくなる道理はありません。

本当の原因となっている箇所を特定し、そこにアプローチする以外には治癒はないと言えましょう。
ことほど左様に、観察は重要なのです。

そしてこれは、どんな病気、症状にもあてはまります。

ときに、世に難しいといわれる病気、原因不明といわれる症状は多数、あります。
観察さえできるようになりますと、難しいといわれるものが意外と易しかったり、原因不明といわれるものも本当の原因がわかるようになります。

千のマニュアルを覚えるよりも、観察ができるようになることの方が遥かに効果が上がります。

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からだの任意の箇所に手をそっと触れたりかざしたり、または意識を向けたりしますと、流れが感じられます。
実際に観察にておこなうのは、これだけです。

しかし、これまで生徒さんたちは、この観察が大変だと言います。
セミナーにおいては感覚を極限まで高め、以て病気・症状の隠れた黒幕を暴き出す訓練を繰り返します。

二、硬結をほどく

硬結をほどきます。

硬結とは、硬く結ぶと書きます。
硬く結ばれたものを、さらに両側から引っ張ったって、もっと硬くこじれます。
ですから硬結は、ほぐしてもほぐしても、ほぐれません。
ほぐすのではなく、ほぐれるように導いていくこと、これが大切です。
このためには観察と同じく, 手をそっと当てる、かざす、またはそっと意識を向けているだけで充分です。

ちなみに操法のあいだ、からだには一切、刺激を与えません。
否、逆に、刺激を与えてしまいますと、かえって効果は出にくくなります。
刺激のない方がからだの方で勝手に、自然にいちばんよい状態に変化してくれるのです。

これは筋力をまったく使いませんので、女性にも向いていると言ってもよいかもしれません。
この(力を使わない)操法を、本人の血肉となるまで、本セミナー(講習)では何度でもおこないます。

三、操法を通す

整体の要件を満たすものは、上記にありますように「観察」と「操法」の2点、これのみです。
これを、最初から最後まで、通しておこないます。

特に観察の段階では、私のチェックがひとつひとつ入ります。
最初は、わからないことも、戸惑うこともあると思います。
しかし、観察の正確さがなければ、操法も通らないのです。

これを、わからなければ、わかるまで何度でもおこないます。
生徒さんにはしんどいと思うこともあるかもしれません。
しかし、その苦労が、後になって花開くのです。

セミナーは、生きた授業でなければなりません。
よく、最初から決まったカリキュラムだけを形式的に伝えるセミナーも多いようですが、形だけのマニュアルの伝授は、意味があるようにはとても思えないのです。

愉和の整体セミナー(講習)においては、常に真剣勝負。
操法に入りますと、あとは自然のあるがまま、予定調和は存在しません。

ただしそのあいだ、私が手取り足取りで、ずっとついて指導いたします。

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愉和の整体操法=愉和法とはそのまま「自然の法則」でもありますので、原理はいたってシンプルです。
しかしながらシンプルであるからこそ、奥が深いのです。

どれだけ技術・テクニックを高めるか、どれだけアジャストをうまくやるか、というような底の浅いものではありません。

誰しも神ならぬ身、100%は不可能ですが、常にそこを目指さなければならないと思ってください。
理解した原理を、極限にまで精度を高めるのです。
この、精度を高める行程こそが、このセミナーの白眉と言えましょう。

実際のところ原理を理解し、観察も操法も理解しても、深く探求すればするほど、壁がいくつも出てきます。
その壁を越えるためには、なんといっても、より高い精度(特に、観察の)が必要になってきます。
また、そういった誰もがぶつかる壁の超え方も、最大限お伝えいたします。
巷の整体の学校(スクール)などでは到底及ぶべくもない、地平に辿り着きます。

かくて「自然の法則」であるからこそ、愉和法では一切の力を使いません。
上記にもありますように、観察さえ確かであれば、からだの方で勝手に整ってくれるからです。
「魔法のよう」と言われる所以です。


四、遠隔治療の伝授

実際のところ、対面の操法でもおからだにふれることはあまりありません。
それは、アプローチしているのはからだそのものではなく、謂わば「生命の磁場エネルギー」と言ってよいからです。
ということは不思議なのですが、BODYがそこになくても操法は通ってしまいます。

どういうことかと言いますとこれは、遠隔治療でやっていることは通常の対面のものと変わりはないということを意味します。
つまり、施術結果は双方、基本的に変わらないことになります。

このセミナーにおいて、「遠隔治療の手法をお伝えする」という項目は確かにあるのですが実はむしろ、通常の操法、特に観察が確実であれば、おのずと遠隔治療はできるようになっているということにもなるのです。


整体セミナー(講習)生について

愉和の整体セミナー(講習)は、真剣に取り組んでさえいただければ、たいへんに面白いものであると思います。
逆に、イヤイヤやるのだったら地獄かもしれません。
それだけ、深い探求を目指すということなのです。

まずもって、このことは認識しておいていただければと思います。

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資格も経験も、一切必要ありません。
むしろ、まっさらな方がヘンなクセがついてない分、よいかもしれません。
器用さも、要領のよさも必要ありません。

ただひとつ、「真剣さ」、これだけは絶対条件です。

さりとてこの「真剣さ」というのも、ただのクソ真面目なのではなく、逆に遊び心を持ち、常識と思われていることも疑ってみるグローバルな視点、発想も重要です。

そしてもうひとつあえて言えば、「美と秩序を愛するこころ」を持っていただきたい。
音楽や芸術、そして日常生活にも感動できること、このことは意外と大切なのです。

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愉和法=愉和の整体操法とは、操者が受者にただ一方的に施す治療行為などではなく、まさに宇宙森羅万象の自然法則に添って互いに交感・感応し、「快に調するいとなみ」の他ではありません。


整体セミナー(講習)テキストについて

受付完了後、PDFファイルを添付にてお送りいたします。
このテキストは書籍の形式になっており、はじめての方(特別な知識もない一般の方)が読んでもわかりやすく書いてあります。
また、専門用語もほとんどありません。
セミナー(講習)開始までにあらかじめお読みになっておいていただきますと、より理解が早まります。


操法以外のこと

セミナー最終日に、経営的なことを含め、私がこれまでどのように試行錯誤して愉和を運営してきたか、その内容を伝えします。

あざといことをやっている整体所も多くあるようですが、私にはそういったことはまったくわかりませんので、お教えすることはできません。
お客さんがよくなるために努力すること、これが第一です。

肝要なことは「誠実さ」、「向上心」、「人としての基本的な真心」しかないと思っています。


音楽のこと

一日に一回、音楽をかけるようにしています。
たとえば難病であったり、難症であったりする方の観察には、非常に繊細な感受性が大切です。
音楽に感動できるような感受性、これこそは操法を深部まで浸透させる、大きな助けとなるのです。


卒業後のこと

*セミナー卒業生の方には、メーリングリストに参加していただいています。
施術関係の悩みであったり、また、その他のことであっても、なにかありましたらメーリングリスト上で、私と卒業生全員で問題をシェアし、以て皆の財産にするようにしています。
*また、開業される方(すでに開業されている方含め)は、「愉和法を学んだ友好整体処」にリンクいたします。
*毎年春頃に復習会(無料)をおこなっています(残念ながら、いまのところ新型コロナの収束まで開催は難しい状況です)


内容

■期日 整体セミナー(講習)開催日は基本的に毎週火曜(参加できない日がありましたら、前もって申告して頂ければその日は休講に致します)
期間 6~7ヶ月
時間 12:00~18:00、14:00~19:00の2パターンがあります(およそ半々になると思っておいてください)
     2022年度は、5月開始予定です(現在受付中;コロナの状況によって若干の変更の可能性があります)
■場所 愉和 操法室 神奈川県横浜市戸塚区 東戸塚駅徒歩10分ほど (東京駅から電車で約40分)
■費用 65万円 前納一括 (入学金 テキスト込み20万、授業料45万)
■定員 2名(通常は4名ですが、新型コロナの状況を鑑み、2022年度は2名までと致します
■申込 住所氏名連絡先生年月日動機などを書いてご予約申込から、
下記の「お申込みを考えている方へ」を確認した上であること
を明記してお送りください。
※問合せ等につきましては、「ご利用案内」にありますアドレスからどうぞ。
■対象

-資格、経歴は問いません(まったく経験のない方でも大丈夫です)。
ただしプロを目指す方、あるいは現在プロの方が対象になります。 

-肩こり・腰痛など筋骨格系のみならず、消化器系・泌尿器系・循環器系・内分泌系・婦人科系などの内科疾患、うつ病や不安症などの精神疾患、原因不明の疾患や難病までも射程に据える志のある方。


お申込みを考えている方へ

あらためて、以下の項目をすべて確認お願い致します。

  1. 愉和の整体=愉和法は、「なにをやっても、どこへいってもよくならない」、また「難病、難症で苦しんでいる」方のための治療術と言ってもよいでしょう。
    よって、巷によくあるような「整体の学校(スクール)」でおこなうようなマニュアル的カリキュラムとは、まったく別次元のものとなります。
    その内容は精緻にして繊細で、一般に思われているような整体セミナー(講習)の概念を大きく覆すものです。
    並々ならぬ根気と集中力を必要と致しますので、「とりあえず受けてみよう」というだけの方はお控えいただいた方が無難です。
    ひとたび始めたら、最後までやり通す信念も必要と考えてください。
    生半可な気持ちだけでは通用しない世界と思っていただいた方が宜しいと思います。
    逆に言えば、そういった苦労と引き替えに、それだけ本物の技術が着実に身についてゆくのが実感できますので、その面では楽しいと言えるかもしれません。
  2. お金を多く儲けたい、儲けることが第一という方は、他の方法をお探しになった方が宜しいでしょう。
    ただし、真実を追究する意欲を持った方にとっては、最高の学府となるのではないかと考えております。
  3. どのようなお仕事でもそうですが、開業してすぐに顧客が来るわけではありません。下積みの覚悟は必要です。
    その一方、この操法の場合、いざクライアントが集まるようになると、どなたに聞いたか、今度は遠方からお越しになる方が増えてきます。
    それは、なにをやっても、どこへ行ってもよくならないから、わざわざ来てくださるのです。
    そのため、常に期待と重圧がかかるなかで操法を磨く以外にはないと思ってください。
    真摯な方であれば、悩みは尽きないと思います。
    また、この講習で募集しているのは、まさに真摯な方です。
  4. このセミナーはあくまで愉和法の整体セミナーであり、野口整体のセミナーではありません。
  5. いちど納入された費用は、理由の如何にかかわらず、返却できません。
  6. セミナーの妨げとなる行為は、ご遠慮いただきます。
    愉和の操法とは、他とはまったく文法の異なるものですので、セミナーにおきましては他療法の尺度を持ち出したりせず、すべてアタマをまっさらにした状態で臨むことが大切です(特に「治す」と「治る」という考えの違いは大きいのです)。
    新鮮な驚きや発見こそがセミナーを受けるご本人のより深く、より高い学びとなります。
  7. 以上、 (他の講習生の迷惑になりますので、お申込みしてからの撤回は不可です)よくお考えになってからお申込みください。