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頭痛について

頭痛の原因は?

頭痛が起こるには、アタマが緊張していなくてはなりません。
よって、その緊張を解いてやればよいのだということになりがちです。

でも、ちょっと待ってください。
それで解決するのであれば、頭痛で悩むヒトはいないハズです。
いろいろやって解決しないから、困ってるわけですよネ。

他の項でも申し上げてますが、「症状とは、結果以上のものではない」のです。
つまり、原因がどこにあるのか、また、原因のまたさらに原因、大本はなんなのか、そこまで解読しなくては根本的な解決になりません。

ここでは、愉和が考える、頭痛の起こるバランスのありかたとその原因について、分析をしてみたいと思います。

頭痛の起こるバランスの見立て

頭痛はおよそ、頭部の血流のアンバランスから起こります。
言ってみればアタマが歪んでると表現してよいでしょう。
その場合、ひとつには後頭骨に詰まりがあります。

もうひとつ、頭部のバランスは、胸郭(胸の部分=鎖骨や胸骨、肋骨)のバランスとシンクロしていることが多いということ。
つまり、たとえば頭の左に症状があるとしますと、胸の左にも問題があるということです。

これが過剰になりますと、みぞおち近くにも圧迫をかけるようになり、さらに肋骨下部が内臓(胃など)にも圧迫をかけるようになりますと、吐き気にも悩まされるようになります。

また、頭と胸を媒介している頸(首筋)があることを忘れてはなりません。

左の首筋がこわばっていますと、同じ側の頭部と胸部にテンションをかけるようになり、これが全身に影響を与えることもあります。

このような場合、頭部だけをどうにかしようとしても、また、肋骨をどうにかしようとしても、症状はなくなりません。
逆に、首筋だけをやってあっけなくよくなることがあります。

頭部をやってどうにもならなかった場合、肋骨をやってよくなることもありますし、それでもよくならなかった場合は首筋をおこなうべきでしょう。
もちろん、最初にどこに問題があるかを見極めることが大切ですが。

腕から来るケース

手首や肘、肩に問題があって、そこから頭部を引っぱってアンバランスを起こすケースがあります。
仮に手首に問題がある場合、肘、肩、そして鎖骨に及んで結果、頭部に発症します。

この場合、調整をするのは手首オンリーでOKとなることがあります。

お腹から来るケース

おへそのあたりとその下、左右のあたりがかたくなっている場合、ここが背骨や首、頭部を引っぱっていることがあります。

お腹はヘンな話、触手が豊富で、ここからどこに影響が及んでいるか想像がつきにくい部所です。
ただ、お腹全体が張っているようなときは後ろ側の腰痛に限定されやすいですし、反対に小さな一点が凝っているときは逆に全身に影響が及びやすいようです。

以前、手のしびれで来られた方ですが、原因は首でも鎖骨でもなく、お腹でした。
お腹のある箇所が一部の背骨を引っぱり、それが頚椎(首の骨)を圧迫して手のしびれになってたんですね。
このときは、お腹をゆるめれば手のしびれは治まりました。

別にも、お腹をゆるめて肩こりがなくなったりしたこともありますし、全身の不調の原因ががお腹のコリだったこともあります。
要はその一点で体液の流れがブロックされ、さまざまな箇所が冷えたためでしょう。

お腹は、まだまだ未知の領域が秘められています。

土台としての足腰こそ診ることが大切

しかし、胸が歪むにもお腹がかたくなるにも、それ以前の要因が存在する可能性があることを忘れてはなりません。
それは、やはり足腰で、「からだの土台」がしっかりしていないと、上モノ(上半身)もモロいということでしょうネ。
意外かもしれませんが、たとえば緊張性頭痛などは、足の指の関節の詰まりから来ていることも多いのです。

特に脚部分のネンザや骨折は、深いところであらゆる症状の元凶になっていることが多いように思います。
頭痛だけではなく、あらゆる症状や病気を診る際、足腰は抜かせないでしょう。