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長年の鼻炎の原因は・・

常に点鼻薬が手放せない

いつも鼻が詰まっていて点鼻薬が欠かせない、夜中には息苦しさで目覚める、とのお話。
Nさんとしましょう。

そもそもは昔、風邪をこじらせ副鼻腔炎になり、それからずっとこの状態。
しばらく耳鼻科に通ってよくなっても、またひと月ほどで再発。
これを繰り返しているうちに薬の長期服用で帯状疱疹が出てしまい、それからは通院はやめ、ずっと点鼻薬とお友達。
しかし、点鼻薬の長期服用もまた心配ですよネ。

医師には鼻中隔が曲がっていて通りが悪く、炎症が起きやすいから・・と言われたそうです。

私にしてみればこれは、すでに「鼻腔になにかしらの圧迫がかかっていて、狭く過敏になっているため」と考えるのが自然な認識ということになります。
もはやそのようになってしまうバランスに身体がなっているため、薬が効かなくなっているのでしょう。

で、どうするか。
私ですが、毎度おなじみ古傷を観ます。
ほとんどはそれが原因になっているからです。

左肩に重いショルダーバッグ

昔、お仕事で使う道具をいっぱいバッグに詰め、それをいつも左の肩にかけて通勤をしていたそうです。

このショルダーバッグ、実はこれは身体を歪める定番なのです。
重いカバンを肩にかけますと、鎖骨や肩甲骨が圧迫されますが、これはたやすくイメージできますよね。
そうすると当然、鎖骨とその下にある肋骨も詰まってきます。

しかも、そうなってきますと側頭骨(頭部の横にある骨)も鎖骨と一緒に下がって詰まってしまうのです。
つまり、頭蓋骨の左側が詰まってしまい、さらに鼻腔にも圧迫がかかってきても不思議ではありません。

ですので鎖骨・肩甲骨・肋骨を調整しますと果たせるかな、左の鼻の通りがよくなってきました。

右足のネンザ

他にも子供の頃、高いところから飛び降りて、足をひどくくじいたことがあったそうです。
「足の古傷がそんな頭蓋骨まで~?」なんてよく驚かれたりしますが、足の問題が眼や頭まで行くのは、実は存外多いのです。

飛び降りた衝撃がありますので足首の詰まり、足の甲の詰まりを調整します。
そうするとアラ不思議、右の鼻も通ってきます。
ご本人はしきりに不思議がっていますがいえいえこれが自然ですので、ホントは不思議なのではありません。

逆にこれで通ってこなければ、私の立場から言えば不思議なのです。
もしもこれで変わってこなければ、症状がよほどこじれているということで厄介になってきますので、私も憂鬱になるところです。

Nさんの問題はショルダーバッグと足のネンザ、このふたつでほぼほぼ腑に落ちました。
攻めるべきは以上なのですが、古い問題になってきますとその2点から影響を受け続けた箇所もまた、調整が必要になってきます。
それがどの程度のものかによって、操法の回数や頻度が変わってきます。
いずれにしましても、それ以降の操法のメドも、明快につきました。

あれだけ苦しんだ症状がみるみるよくなり、ご本人はビックリされ、たいへん喜んで頂きましたが、私にとってみればこのNさんのケースは比較的わかりやすく、自然の法則にピタリと寄り添って来られたという感触を抱きました。