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腰がくの字に曲がる

片側に負担がかかる

「鏡を見てみたら、からだがくの字に曲がっていたんです」とおっしゃる。
あるとき鏡を見て、イキナリからだが曲がっているのを発見したらご本人はさぞかし驚き、「ああ、これはよっぽどのことではないか」と心配になってしまうのはごもっとも。

それと、これまでお越しになった方々から聞いたお話では、たとえば整体やカイロなどの手技療法を受けてからからだが曲がってしまったというようなこともあります。
実際に施術を受けた場面から拝見したわけではありませんので、それが原因かどうかはなんとも判断しかねますが、可能性としてはあるかも・・です。

で、やはり腰が痛いのも片側が多い。
このような症状の場合、症状のある側に負担がかかっています。
でも、腰だけ見ていてはいけません。

調整の順序

からだがくの字に曲がってしまったケースでは、どちらかの足の重心が外側にかかっており、反対側の足はどちらかというと内側にかかっていることが多いです。
ただし腰痛の方の場合、素直に重心にしたがって立つことが難しいため、症状のある側の重心がどちらかとか、あまり決まった定式というのはないのですが、いずれにしても双方で重心のかかり方は違います

それと、多いのは症状のある側の足先から膝に負担がかかってこわばっているということ。
この、こわばりこそがクセモノで、これがために腰痛になるし、ここを起点として下半身のバランスが悪くなり、そのテンションが上半身にもかかることがあります。

腰が痛い、しかも上半身も肩こりがあったり呼吸が浅く、頭も重いなどで苦しい・・、こんな症状の方は、ちょっと不思議に思うかもしれませんが、まず足趾(あしゆび)を疑ってみてもよいかもしれません。

ただし、足先そのものの違和感はそれほどでもないことも多いから見落としやすく、しかも調整も一般には簡単ではありません。
で、腰なら腰だけをどうにかしようとしますが、それではいつまでたってもよくならないから途方に暮れる。
でも、足趾を調整しますと、それだけで腰も緩和し、上半身もフッとゆるむことがしばしばあるんです。

そしてようやく骨盤の部分ですが、まず恥骨を見ましょう。
恥骨の縫合が歪んでいることもあります。
この恥骨の調整をしっかりしてあげます。
恥骨が収まるところに収まれば、股関節もバランスがとれてゆきます。
あとは腸骨(ちょうこつ)付近。
真横と、お尻側の張りのバランスを調整します。

単純なものは数回でよくなりますが、ヘルニアがある場合はそちらも調整が必要になります。
上記の方の姿勢と症状自体は初回で大分よくなりましたが、まァ1回で問題全部をご破算にするのは、摂理を超えた業と言わざるを得ないでしょう。