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冷えが辛い

なぜ冷える?

冷え症の方は、どうして冷えるのか、ギモンに思ったことはありませんか。
「痩せてるから・・」と思ってらっしゃるかもしれませんネ。
でも、体格のよい方にも冷え症はあるのですよ。

現代は、どこでもエアコンディショナーが装備されてきましたよね。
それで、ますます季節感が薄れてきました。これは、慢性的な運動不足などとともに、汗の出ないからだをつくりあげます。

そして、汗が出ないということは体内に不純物の滞りが生じやすくなるということにもなりますし、大昔からすると飽食になってますから便秘症も増え、排泄全般に支障が出やすい環境となっていることを意味します。
排泄がスムーズにいかないからだは当然、代謝系にも影響が出ます。
要は、流れが悪いということは、つまり冷えやすくなるということです。
また、むくみやすくもなりましょう。

このように傾向として、現代人は冷えやすいのですけど、冷え症の代表格としては、とりわけ「足が冷える」という症状ではないでしょうか。

私は、横になった方の足先の方に手を当ててみると、その方の生命の反応が感じられます。
「生命の反応」などというと、とてつもないことのように思えるかもしれませんけど、そんな大ゲサなものでもありません。
目隠しをして、どこかに岩を乗っけたヒモを引いてみますと、だいたいはどのあたりに岩の重しがあるか、見当がつきますよね。
それと同じようなモンです。誰でもわかります。

で、そんなぐあいにしてからだからの反応を感じてみますと、しばしば股関節や骨盤のあたりでブロックされていることが多いんですね。
つまり、そのあたりでつっかえているんです。

要は、

下肢全般が冷えるという場合、骨盤、仙腸関節(せんちょうかんせつ)のあたりがこわばっている

ケースがほとんどなんです。
それと足先が冷えるという場合は、足首につっかえてるところがあります。
ただし、その大本には頭部の詰まりがある可能性を、想定しておくことも大切です。

「冷え」単体の症状というのは少ない

足の冷えの場合、ただ「冷えるだけ」ということは、あまりありませんね。
たいがいは腰に不調があったり、どこかにコリがあったりします。
つまり、痛みもそうですけど、冷えもまた、原因ではなく結果なのですね。

これは、症例としてはスタンダードで、腰痛と冷え、生理痛などというのはセットのように考えた方がよいのかもしれません。
ただし、他のところでも申し上げてきましたように、まずは腰痛を治し、次に冷えを治し、そうして生理痛を治す・・、というような治療法はありませんし、もしやってたとしたら、それは本質的なものではありません。
なぜかといいますと、

腰痛も冷えも生理痛も、ひとつのもの

だからです。

ただし、はじめに述べましたような、からだそのものが滞ってしまい、肝臓や代謝系が衰えてしまったような冷えは少々やっかいです。

とはいえ、いわゆるふつうの足の冷え症は頭部を診て、骨盤から股関節、ヒザ関節、そして足首を調整すれば、早くに変わってくることが多いです

あと、意外に思えるかもしれませんが、お腹のなかで一点、非常にコッていて、そこで流れがつっかえていることがあります。
そこをピンポイントでほどいてゆきますと、まずお腹が軽くなり、次いで温かくなってきて、それが脚まで及んでくるというケースもあります。

多いのは施術をしている最中、「血が通(かよ)ってくる感じがする~」という声でしょうか。
ええ、感じだけではなく、実際通ってきているのですよ。