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からだのだるさ、全身の不調、内臓が弱い、自律神経失調症

医学的には異常なし

「どこも異常はありません、気のせいでしょう。休養をとって、気持ちを明るく」
というような感じでお医者さんには言われるけど、明らかに体調が悪い。
しかも、昨日今日からではなく、それがずっと続いている。
こんな方、意外と多いのではないでしょうか。

内科的にはモンダイない、でも内臓の調子は悪い。
どうもだるい。
からだがうまく働いてくれないなど・・

たとえば胃の調子も悪く、便秘気味、動悸があって、しかも呼吸も浅いとしたら、胃を診て腸を診て、心臓を診て肺を診るかもしれませんが、それぞれなにか問題があるというよりは、内臓全般になにかテンション(制限)がかかっていると考えた方が合理的ですし、科学的ですよネ。

一点、滞る

Jさんは、まさにそんな感じで長きにわたって不調をわずらってこられました。
ずっと体調が悪ければ、気分も落ち気味になりますし、生気がなくなります。
その体調不良がこのところ目に見えて嵩を増してきたということで、お見えになったわけでした。

このような症状の場合、いちばん黒幕がひそんでいる可能性の高いのが、お腹です。
お腹は、実に多彩な症状を作り出します。

傾向としてですが、お腹全体が硬い場合は後ろを引っぱりますので、腰痛やぎっくり腰を起こしやすくなります。
それとは別に、硬いなかに一点、しこりのように硬い部分がある場合は、その影響は全身に及びやすいのです。

その一点であらゆる流れが滞るようになりますと、あらゆる箇所に負荷がかかり、内臓なら内臓の機能を充分に発揮できにくくなるわけです。
もちろん、このような状態が続くと、立派な名前のついた病気になっていっても不思議ではありません。

ただし、その一点の黒幕さえ見つけることができれば、そしてそれがほぼすべての不調の原因だとすれば、そこを調整すればよいお話ですので、私にとってはわかりやすく、やりやすい部類に入ります。
もしもこれが、どこへ行っても原因がわからず、医学でも整体でもどんな手技療法でもどうともならなかったとしても、原因はシンプルであり、難しいものではありません。
ただしもちろん、他の原因があればまた別の話になります。

状態によって差はありますが、そのコリをほどく角度がうまく決まりますと、操法はスムーズにいきます。
Jさんも、現在のところまだ2回やっただけですが、ここ20年来、こんなにからだが軽く感じたことはなかったとのことです。

もしも同じような症状で悩んでいる方がありましたら、お腹を自分でみてみて、一点硬く感じるところがありましたら、そこにじっと指を当てて(押さない)みてください。

幼い頃の精神生活からの影響も

でもなぜ、お腹が硬くなってしまうのでしょうか。
私もまだまだ研究中です。

たしかに、骨盤が歪んでいるとお腹は硬くなります。
そしてそれが古くなりますと、硬直のなかにも硬結はできやすいでしょう。

また、上記の症状では、こんなお話も聞きました。

幼い頃、しつけがとても厳しくて、常にストレスを感じながら暮らしていた。
自分の好きなことはいっさいできず、親の決めたことを義務でやらされていた。
心からのびのびと遊んだことがないなど・・
これでは、常にストレスに耐えるために、どこかに力が入り続けます。

・・・話はちょっと逸れますが、先日、海へ行って砂浜にシートを敷いてしばらくのんびりボーっとしていました。
と、となりに家族がやはりシートを敷いて、小さい子供たちが波打ち際で遊び始めました。

その子たちは歓声をあげながら、思い思いに濡らした服を脱いだりスッポンポンになったりしながら夢中で遊んでいました。
お母さんは、「海と仲良くなっておいで!」と声をかけたりします。

みな全身全霊で遊んでいました。
遊び疲れたら、グッスリ眠るでしょう。
そのあとのご飯も美味しいはずです。

もしもこのような生活を続けられるたら、コリを作りにくいからだをはぐくむのではないでしょうか。
まァ私もふくめ、大人になったらむずかしいのでしょうけど・・、でもこころのどこかにそんな爛漫なものを持ち続けることは存外、大切なのではないでしょうか。