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過食症の原因は・・

ストレスの問題だけではない

過食症というのは、過剰なダイエットがたたったり、満腹中枢に破綻をきたしていたり、またストレスの開放だったりするということをよくききます。
おそらく、それがメインの原因なのだと私も思います。

ただし、上記以外の原因もまた、あることも知っておいていただきたい。
それは、「お腹に違和感を感じるから」というものです。

違和感って、どんな違和感?と思うでしょう。
ただ、実際に過食症に悩んでいて、ハタとヒザを打つ方も意外と多いかもしれません。

それは、「流れが滞っている感じ」です。
どうも、つっかえている感じ。
それが、意識にまではのぼらないかもしれないけれど、不快である。
で、食べると胃は働かなくてはならないから、そのときはつっかえているものが流れてホッとする・・

こういった過食症もあるということも認識しておくことは、あながちムダではないかもしれません。

お腹がコっている

私は、だいたいどんな症状でもお腹は診ますが、お腹は言ってみれば、いちばん神秘的です。

からだのなか、こころにさえあらゆる問題に精通している感じがします。
私はお腹には神出鬼没、天衣無縫というイメージがあります。
それだけ、掘り起こせばまだまだ宝の出る処(ところ)なのでしょう。
ですので、お腹が固いとか、コっているとかいうことでは表現しきれないがザンネンですが・・

ところでお腹あたりがコっていて、そこを触診しても、なんだかモヤっとしたイヤな感じがすることがあります。
それをほどいていきますと、症状の場所に限らず、よくなることが多いのですが、お腹のなかのどこかというのは、まちまちです。

あるとき、主訴はお腹方面とは別にあったのですが、胃のあたりにこわばったコリを持った方を診ました。
これはよくないものだと思いましたので、ほどくよう操法しました。
すると、1回目の操法が終わってから数日後、過食の衝動が減ったという連絡がありました。
へェ、そんなこともあるのかいな、と思ったのですが、実はこういうことだったようです。

そのお話の内容は、
お腹がスッキリしてきてはじめて気がついたのが、それまで意識はしなかったけど、ずっとお腹が重い感じがしていたということ。
だから食べると少し落ち着く、
その落ち着き感が欲しいから、どうしても食べてしまう、
というものでした。
だから、その違和感がなくなってきたから食べたいという衝動が必要なくなってきたということなのでしょう。

つまり、いわゆるストレス解消ではなく、むしろ生理的な違和感を消したいという無意識の衝動によって、「食べさせられていた」ということなのではないでしょうか。

自分は典型的な過食症ではない、とお思いの方がありましたら、以上参考にしてみていただくと、存外納得されることも多いかもしれません。